世界樹と家系樹

Posted by admin on 06 3月 2016 at 02:40 pm | Tagged as: Poetry&Philosophy

曾祖父ちゃんは明治時代にシベリヤの
基となる和洋折衷菓子で一財を成した。
僕の作風にも和洋折衷なところがある。

お爺ちゃんは故郷を捨てて前衛舞踊の
先駆者である石井漠のもとで夢を見た。
僕も先鋭的なものへの好奇心が旺盛だ。

父は表向きは法律家だったが、その実
在家の修験者であり彫刻家でもあった。
僕が精神世界と造形に魅かれるわけだ。

母方はシャーマン気質が濃く不可思議が
日常のなかに違和感なく溶け込んでいた。
僕は現実的解決と神秘的達観の間にいる。

息子は ”僕“ という実験を見て育っている。
娘は ”僕“ という面白い現象と戯れている。
僕を写す鏡は僕自身が鏡だと言っている。

僕という劇場はいつか幕を閉じるだろう。
僕が残像になる未来には新しい僕がいて
沢山の過去と未知の領域を見渡している。

個にこだわれば輪廻の次元が繰り返され、
個を巡り尽くせば宇宙の本質に溶け込み、
無意識の大海にこれでよし!の陽が昇る。

足穂の人間人形時代宇宙論入門の最終章
世界は神の夢であるの壮大な描写よりは
若干ながらも誇大妄想を抑えたつもりだ。

図案:世界樹(同根異文化の対話)
冊子・理想の詩のためのエスキース
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