科目
キーワード
現代の市場における布のデザインの可能性について考察し、将来に向けた実践的な発想力と企画製作技術を学習する。
授業内容 布の歴史的背景を確認し、各地で形成されて来た布の伝承文化と同時代にかけての発展形態を研究する。
これからの時代に必要とされる布のあり方を考察し、企業での市場展開から作家活動までを含む、実践性を重視した布の企画開発及びデザイン能力を養う。
毎回テーマに沿った演習を行い発表し講評を加える。
 
授業計画
1週 インテリア、アパレル、日用雑貨等、衣食住に及ぶ布の役割りについて確認する。
2週 布表現の起源と歴史を探り、文化的な背景と未来への継承価値について考察する。
3週 20世紀の布の流行と時代背景を年代順に紹介。現代に繋がる布の文化史を理解する。
4週 世界各地の布表現に触れながら、普遍性の高い柄や汎用性のある反復柄について学ぶ。
5週 デフォルメや抽象描写について学び、布のモチーフとしてのラフ画を描き発表する。
6週 音楽から得られる心象風景から布のパターンをイメージして図案表現し発表する。
7週 彫刻や建造物もしくは自然界の造形など、立体的なモチーフを平面表現し発表する。
8週 布の作品におけるギャラリー展示や店舗ディスプレイ等、空間演出について学ぶ。
9週 現代のテキスタイル市場を鳥瞰し、生産工程から店頭に並ぶまでの道筋を学ぶ。
10週 企業での布製品の企画・製作、それと平行した広告、展示会等の全過程を把握する。
11週 布製品の企画制作におけるプロデュース及びアートディレクションについて学ぶ。
12週 同時代感覚を踏まえたうえで、独自の視点による布の表現分野を企画・提案する。
13週 環境保護、国際交流、文化保存など、社会活動と関連する布表現について考察する。
14週 未来の“布と暮らし”について考察し、長期的な視野で布表現の可能性を探る。
15週 各自が希望する進路について検討し、就職活動や自主制作活動について対策を練る。
到達目標 布の市場および文化の全景を把握し、歴史的背景や現代の需要を踏まえたうえで、各自の視点と製作姿勢を確認させ、布の製品開発における実践的な企画力や表現力に繋げていく。

季節感、地域性、時代性、音楽や文学など、様々な要素を布に表現していくための発想力を育て、布表現のためのデフォルメと抽象描写及び構成力を習得する。

授業以外の学習方法
(予習・授業準備 ・復習等)
各自、布市場を調査のうえ、同時代の布表現に適した様々なモチーフを収集し編集する。
履修者への注意事項 全ての授業が連動性をもって一つの体系をなしているので、欠かさず参加すること。
評価方法 製作・レポートの提出50%、授業態度50%
テキスト 授業中に随時プリントを配布する。

 


Posted by admin on 01 10月 2009 | Tagged as: Academy / College & University